お宮参りの赤ちゃんに着せる服と、家族の服装選びについて知りたい

お宮参りの赤ちゃんに着せる服と、家族の服装選びについて知りたい

お宮参りの服装。赤ちゃんや家族は何を着て行く?

伝統的なお宮参りの際の衣装は、白羽二重という内着を着せ、その上から着物を羽織らせる和装です。男の子の着物には鷹や松、竜などの力強く縁起の良い絵が描かれ、女の子には花や蝶、手毬などの可愛らしい絵柄で、色もピンクや赤など、女の子らしさが引き立つ着物になっています。

赤ちゃんに着物を選ぶ理由としては、お宮参りの特別感や、日本の伝統を感じたい、色や柄が華やかで多くの種類から選ぶことができる、などです。

着物にする場合、購入すると高額になることや、着せ方が分からない、などの理由から、ベビードレスを選ぶという人もいます。ベビードレスは白のレースのものが主流ですが、いろいろなデザインから選べるおしゃれなカバーオールを着せるなど、個性的な洋装も可能です。夏場の暑い時期には、着物の下に着るものを薄手のものにするとか、着用が簡単なようそうにするなど、工夫も必要でしょう。

また、家族の服装はどんなものが良いのでしょうか。
昔は赤ちゃんが祝着の場合、母親や祖母の衣装も留め袖や訪問着などでしたが、最近では着物に限らず、スーツやワンピース、季節に応じたフォーマルな服装で参拝することが多いです。派手すぎない服装で、素足や露出が多いものは避けましょう。父親の場合は一般的にはスーツで白を基調としたシャツ、またネクタイは派手すぎないものを選びます。

着物の着せ方や相場

赤ちゃんに着物を着せる場合の、着せ方を紹介します。

まず着物の袖に紐を通し、準備をしましょう。内着を着てよだれかけ、帽子を付けた赤ちゃんを抱っこします。着物の背中の方を前にして、抱っこしている大人の肩に掛けてください。紐が斜めになるようにし、蝶々結びをすると完成です。

最近ではスタジオで記念撮影をすると、無料で着物のレンタルが可能になるプランもあります。そういったところで借りるものは、一枚もので袖に紐を通す手間がないものがほとんどで、サッと掛けて結ぶだけです。

着物を購入する場合の相場は、1万5,000円から3万5,000円程度。購入した着物は、仕立て直して七五三にも着せられることがメリットです。

和装レンタルの場合、スタジオにもより異なりますが、基本料金の平均は3,000円。スタジオでの記念撮影をすれば、着物を借りて神社へお宮参りができます。アルバム台紙や選ぶ写真の枚数、大きさなどでプラス料金が発生。兄弟の衣装も選んで一緒に撮影してもらえるので、家族のみんなの記念撮影にもなり、おすすめです。

スタジオでの撮影では、洋装和装と、何着でも着替えて撮影が可能。
そのほか、撮影した写真をポストカードやキーホルダーにすることもできるとか、足型をとってくれるなどいろいろなサービスや限定の商品などもあります。

あるスタジオではデザインフォト1枚と、4ポーズを選択したアルバムのセット価格は、4万5,000円程度です。

お宮参りの写真はいつ、どこで?

お宮参りの写真は、当日に家族で撮影するほか、着物のレンタルをする場合はスタジオでの記念撮影をします。その場合は、スタジオの空き状況を確かめた上で、予約を行ってください。スタジオによって、着物の無料レンタルの期間が異なるので、確認が必要です。

当日の予定の例としては、午前中にお宮参りをし、午後にスタジオで撮影するといったスケジュールや、写真は前撮りで、別の日にお宮参りをする、などです。3泊4日の長期レンタルのサービスを提供するスタジオもあります。神社までの移動距離などを考慮し、前もって余裕をもったスケジュールを立てましょう。

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